キャラクター紹介 | |
ドラえもん おなじみの青いドラえもん。 量産型の子守ロボットの一人であったが、出荷時に落雷を浴びネジが一本欠落する。 それが原因で落ちこぼれ街道まっしぐらなロボット学校生活を送っていたが、寺尾台校長の計らいで特別クラスに編入させられた。 編入当初はそのドジっぷりからイジメらつつも、持ち前の根気と優しさに惹かれた仲間達と"ドラえもんズ"を結成した。 在学中はドラズの仲間達と様々なトラブルを起こしつつ無事ロボット学校を卒業まで漕ぎ着けるも、卒業オーディションでは緊張のあまりろくなアピールが出来ず採用ゼロ。 幸いにも赤ん坊のセワシの間違いで野比家に子守ロボットとして採用される。 数年後、工作用のネズミロボットの誤作動により耳を失い、そのショックで泣き続けた事により体のメッキまで剥がれてしまい青く変わり果てた姿になる。 その時にドルマンスタイン達の逮捕に貢献したことで表彰され、セワシの世話をドラミに託し20世紀の野比家へ赴いた。 セワシ達を幸せにするため、直径の先祖である野比のび太を立派な人間にしようと日々格闘している。 相変わらずドジばかりしているが他者を見捨てないその優しい性格でのび太を上手に導いている、そんなドラえもんだからこそドラえもんズのリーダーとしてずっと慕われているのである。 | |
ドラ・ザ・キッド アメリカのドラ、開発中の惑星で保安官助手をしている。 ロボット学校ではドラえもんの二人目の友達である(最初の友達はノラミャーコ)。 ガサツでケンカ早い性格であるが、落ちこぼれのドラえもんに空気砲の扱いを教えてあげたりと面倒見が良い。 卒業オーディションでは空気砲の腕前を披露してタイムパトロールからスカウトされ、22世紀の治安が悪い開拓惑星で保安官助手として愛馬のエドをこき使いながら駆け回っている。 射撃の腕前は一流だが、どんな逆境でも活路を見出す機転の良さがこそが彼の最大の持ち味である。 ロボット学校の事件では真っ先に駆けつけ、ドラミと共に古ロボット達の反乱を解決した。 この一軒で苦労を共にしたドラミと互いに惹かれ合い、兄公認の恋仲となった。 気の強い者同士でいつもケンカばかりしているため、ドラえもんにとっては気が気でないらしい。 エネルギーカプセル強奪事件は初対面のロビンの前で彼女の愛機である"ロコ"をオンボロ呼ばわりした事から足を踏んづけられ険悪な雰囲気になる。 しばらくは言い争いが耐えなかったが、度重なるアチモフ達の襲撃に対し身を投げ出して互いの大切な物を護り合う姿に次第に打ち解けて行った。 無事カプセルを届けた後、彼女から感謝の言葉とベーゼを贈られている。 | |
ドラリーニョ ブラジルのドラ。 記憶回路のネジが一本欠落しているため、極度の忘れんぼう。 運動能力はドラえもんズでもトップクラス、普段はブラジルの少年ノビーニョのコーチをしながらたまに選手としても活躍している。 11体のミ二ドラと共にジャングルのウッドハウスで生活している。 ドラパンとの戦いではそのうっかりさが幸いし、ドラメッドと共にキンキン化を免れた。 ドラパンの追撃を振り切って辿り着いた塔で出会ったミミミからドラパンの素性を聞かされ、その言葉を信じ自らキンキン化されている。 無事開放された後は彼女と手を取り合い喜び、最終戦ではミニドラを使い親友テレカをアチモフから取り返した。 一見単純なだけの性格に思われがちだが、疑う事をしないその純粋さが道を開くことも多い。 | |
ドラメッド三世 アラビアのドラ。 古代アラビアにて少年アラシンに魔人として仕えている。 魔法道具を自在に操るほか、怒りが頂点に達すると巨大化して敵を圧倒する非常に高い戦闘力を誇る。 水だけはどうにも苦手だがそれなのによくプールの上で昼寝していたり、わざわざ水上ルートを選んで移動したり割とうっかり屋。 ドラパンとの戦いではドラリーニョと共にキンキン化を免れるが、水嫌いを見抜かれたドラパンに苦戦を強いられる。 自分を庇って濁流に沈んだドラリーニョを助けるため自ら水に飛び込んだが、自分で意識を取り戻したドラリーニョに逆に救出されている。 その後ドラリーニョをキンキンにしたドラパンに怒りを爆発させ巨大化して追い詰める。 仲間のために命がけで立ち向かうこれらの行動がドラパンの心を動かし、またミミミを庇って戦うことを決意したドラパンを見てドラメッドもドラパンを信じている。 お互い守らなければならないもののために命をかける事のできる者同士、最後は強い信頼を築く事となった。 | |
ドラニコフ ロシアのドラ。 製造されてすぐに月光灯を浴びてしまい、円形の物を見るとオオカミに変身する体質になった。 トウガラシを食べると大火力の火炎放射を放つ、突発的に丸いものを見て変身してしまうと理性が保てなくなる事がある。 ロボット学校の卒業オーティションではコサックダンスと変身を披露して映画会社からスカウトされた。 役者として活動しつつも人民奉仕としてシベリア平原を流離っている、彼が普段どこで何をしているかは謎に包まれている。 ロボット学校の卒業試験ではヤゴロボと共に他のクラスメイトを助けながらまわり、全員が無事卒業出来た事に大きく貢献している。 | |
王ドラ 中国のドラ。 19世紀の清朝末期の中国で漢方医の助手として日々勉学と修行に励んでいる。 勤勉で博識であり、ロボット学校の特別クラスをトップの成績で卒業した、なぜ特別クラスにいたのか疑問。 真面目な性格な反面、極度の照れ屋であり女の子の前では緊張のあまりぐにゃぐにゃになってしまう。 学生時代からナースロボットのミミ子という彼女がいる。 戦闘時にはヌンチャクと拳法を駆使して戦う、ひみつ道具はあまり使用しない。 猫型ロボット故の短足で、蹴り技が弱いのが悩み。 性格が真逆で似たような格闘型のエル・マタドーラとは学生時代からあらゆる局面で張り合っているが、ロボットマンションでは同室であった事もあり仲が良いため、よく二人で行動している。 | |
エル・マタドーラ スペインのドラ。 一人前の闘牛士になるために17世紀のスペインで修行中。 普段は焼肉店"カルピン"で皿洗いのバイトをしているが、悪人が現れると変装して"怪傑ドラ"となり活躍している。 愛用道具はひらりマントだが、持ち前の怪力があるため素手でも充分に強い。 生活基盤がバイトのため常に金欠に苦しんでいる。 ひみつ道具も安価な物をレンタルで済ましているため事件の際に使用出来る道具が無くて苦戦することが多いが、全て怪力と根性で乗り切っている。 プレイボーイな性格だがガールフレンドは少ない、バイト先の一人娘のカルミンには何かと世話を焼いて貰っている。 欠点は多眠症であるが本人はまったく気にしていない。 | |
ドラミ ドラえもんの妹。 ドラえもんとは10歳前後の年の差がある、製造時の不具合も無く濃度の濃いオイルを使用しているため兄と違って極めて優秀なロボット。 ロボット学校ではトップクラスの成績で卒業を迎えるが、卒業式の前日に異変に巻き込まれ無人となった校内にただ一人取り残されてしまう。 親友テレカの導きで真っ先に駆け付けたキッドと共に各所で襲い掛かるロボットたちを退け、ダディ13号を正気に戻して事件を解決させた。 事件の最中キッドに「お前だけは絶対俺が守り通す」と言われたことで心惹かれており、卒業式の後で空気砲をプレゼントして満面の笑みを浮かべていた。 卒業後は兄の仕事を引き継いで22世紀の野比家でお手伝いをしている。 | |
ノラミャーコ 猫型のダンスロボット。 同じ猫型でもドラえもん達とは違いスレンダーな体系(初期の原作では太かった)。 落雷の直撃を受け溶鉱炉へ転落する直前のドラえもんを偶然助けたことからドラえもんの最初の友達になる。 しばらく後ドラえもんが特別クラスに編入した際は再会を喜び合っていた。 なかなか成績の悪いドラえもんを献身的に励まして、元気付けていた。 卒業式の前日にはドラえもんに初めてドラ焼きをプレゼントして、オーディションへ挑む事を勇気付けている。 卒業オーディションではダンスの腕前を遺憾なく発揮し、多くの会社から合格を出された(どこに赴いたのかは不明)。 数年後、耳を負傷したドラえもんの見舞いに行ったが、その変貌に爆笑してドラえもんを失意の底に沈ませるが自身もあごが外れる重傷を負ってしまった。 最終的には渋く生まれ変わったドラえもんの事を惚れ直したらしい。 | |
ドラパン フランスで指名手配されている大泥棒。 実際は、子供や弱者のために悪人のみを相手に盗みを働いている義賊だがその事を知る者はほんの僅かしかいない、 とある悪人との戦いで負傷したところを偶然発見したミミミに介抱されたことから、彼女と友人になった。 より多くの人のために役立ててほしいという想いから彼女の父の形見の"物質転換装置"を託され、以後キンキンステッキとして使用している。 暗闇と犬が苦手であり、ミミミの愛犬のリープに抱きつかれた際は悶絶していた。 何らかの経緯でミミミとの関係を知ったアチモフに彼女を人質にとられ、ドラえもんズの親友テレカを奪うために挑戦状を送りつけ戦いを挑んだ。 親友テレカを着々と奪うが、仲間のためなら命を投げ出す事もいとわないドラメッドやドラリーニョに感化され、アチモフからミミミを奪還することに成功。 最後はドラえもんズと共にアチモフマシンを撃破し、元の逃亡生活へ戻って行った。 | |
ミミミ フランスの少女。 川沿いの家に愛犬(ロボット)のリープと暮らしている、家族構成は不明だが父親とは死別している。 正しい心を持った者しか使用できない物質転換装置を自在に扱える。 家の近くに漂流したドラパンを偶然発見し自宅に連れ帰って手当てしたが、直後ドラパンを追ってきた悪党に拉致されてしまう。 物質転換装置を奪われるものの悪人には使えない事を説き、すぐにドラパンとリープの活躍により救出された。 この事件でドラパンの素性を知った後は彼の数少ない理解者となり、弱い人々を守るために役立ててほしいと物質転換装置を託している。 その後、ドラパンを利用するためにドクターアチモフに人質として彼の研究所に幽閉されてしまう。 自分のためにドラパンが望まない戦いを強いられている事と、無関係のドラえもんズを巻き込んでしまった事を嘆いていた。 塔に辿り着いたドラリーニョにすべてを打ち明けたが、その言葉を信じたドラリーニョをも容赦なくキンキンにしたドラパンを責めている。 ドラメッドを前にしたドラパンに戦いをやめるよう懇願したが、アチモフに首輪の遠隔スイッチを押されその場で昏倒してしまった。 親友テレカがそろった後もミミミを解放しようとしないアチモフに戦いを挑むドラパンに全てを託して、無事首輪の束縛から逃れることが出来た。 ドラリーニョ達と無事を喜びあうが、アチモフに宇宙空間に放り出されアチモフロボとドラえもんズの戦いをエドと共に見守った。 事件が解決した後はドラパンを追ってきた警察官に「あの方はもう行ってしまわれましたわ」と告げ、ドラパンの行く先を見つめている。 | |
ジェドーラ イタリアのドラ。 ドラえもんズとはクラスは違うがロボット学校時代からの友人であり、家庭科の授業やお菓子パーティなどで交流があった。 困ると蒸気機関車のようにシュポシュポ煙を出しながら走り回るという欠点がある。 パティシエとして一流の腕前を持っている、特技は両手での卵の片手割り。 オカシナナ祭りではドラえもんズに食材の調達を頼んだが、ニガニガの妨害に会い審査終了間際までまともなお菓子が作れずに狼狽していた。 命がけで食材を集めてきたドラえもんズの姿を見て「楽しい気分で作らないと本当に美味しいお菓子は作れない」事を思い出し、親友テレカの力も借りて宇宙一の生クリームドラ焼きを完成させた。 | |
ハニー姫 世界一のお菓子工場、オカシナナ王国のお姫様。 幼い頃は大好きな両親とお菓子に囲まれて幸せな日々を送っていたが、やがて経営指針をめぐって両親の喧嘩が絶えない様になり笑顔を見せなくなってしまった。 オカシナナ祭りでは最終エントリーのジェドーラとドラえもんズが作った宇宙一の生クリームドラ焼きにより、両親のわだかまりが解消。 楽しかった日々を思い出して、再び笑顔を見せるようになった。 優勝パレードでは王ドラと少し会話している。 | |
ロビン 寺尾台校長の幼馴染みの孫で、機関士の少女。 機関士であった祖父の志を継いで今は博物館で保存されている機関車"ロコ"を大切に守っている。 エネルギーカプセル強奪事件で稼動できる唯一の乗り物としてロコが抜擢され、ドラえもんズと共にカプセルを届ける使命を与えられた。 まもなくロコをオンボロ機関車呼ばわりしたキッドの足を思いっきり踏んづけ危うくケンカになりかけた。 それが原因かキッドにはキツく当たっていたが、アチモフの仕掛けた落盤から身を挺して守られた時に軋轢は解消されたようである。 車内に乗り込んできたアチモフに一時人質にされるがスキを着いて自ら脱出して、車外に落ちそうになったカプセルを身を顧みずキャッチしてキッドに助けられている。 自身とロコの奮闘の甲斐あり無事エネルギーカプセルを届けることに成功、大切なものを守ってくれたキッドに飛び切りのお礼を贈った。 機関士の際はオーバーオールと帽子姿で男の子に間違われるくらいだが、ドラえもんズに見送られる時は可愛らしいワンピース姿を披露している。 | |
ピノ 宇宙ランドに勤務している見習いの警備員。 たまたま一匹のウイルスを知らずにランド内に入れてしまったため、ウイルスの大群に宇宙ランド全体を占拠されてしまった。 ただ一人難を逃れたところをドラミとドラリーニョに発見され一緒にウイルスの駆除に向かうこととなった。 苦戦するドラえもんズに勇気を出して乾電池の山を届け、ウイルス駆除に貢献した。 最後はドラミに激励されて、一人前の警備員になれるように頑張っている。 | |
モモ ドラえもん達のクラスメートのコギャルロボット(?)。 面倒くさがり屋でサボるのが好きで、友人二人とよくつるんでいる。 卒業試験ではアメンボロボットを選び適度にサボりつつもゴール直前までは難なく辿り着いた。 ナンパしてきたタガメロボットに絡まれていたところをドラニコフに助けられ、ドラえもんズに彼を助けるように頼んだ。 最終的にドラえもんズは期限時間に間に合わなかったが校長先生に彼等を落第させないように懇願し、共に卒業試験に合格出来たことを喜んでいる。 | |